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生地のこだわり

エニシング製前掛け生地の特徴

特徴その1:糸について

通常アパレル等では使われない、太い番手の糸を使用。
大阪で紡がれた糸が愛知豊橋に運ばれ、約100年前のシャトル織機にかけられます。

特徴その2:織機について

豊橋の自社工場では、トヨタ製の大正3年に豊田佐吉氏が発明した「N式」織機や、スズキ製の鈴木道雄氏が発明した1920年代の織機などの「シャトル式力織機」が現在も現役で動いています。
日々の気温や湿度を見ながら、手作り感のあるやさしい風合いの生地を毎日製造しています。

特徴その3:織りについて

エニシング製前掛けの特徴は、「分厚い」ことに加え、「横にしなる」「使い込むほどやわらかくなる」ことがあげられます。
また、小さなモーター1つで10台の織機を動かす「集団運転」を行っているため、省エネルギー工場として海外でも注目を集めています。

特徴その4:フサ(房)について

一番下についている「フサ」も昔ながらの前掛けの特徴です。
相撲の化粧まわしの流れも汲むのではという説や、神社のしめ飾りなどに由来があるとの説もあります。

特徴その5:ミミ(耳)について

厚手の生地をやわらかく織る、昔ながらのシャトル式織機の特徴でもある、両端の「ミミ」。海外では「セルビッジ」と呼ばれています。
高速の機械で作られた大量生産の生地とは異なる、昔ながらの風合いの良い生地をお楽しみください。

特徴その6:紅白の帯(腰ひも)について

昔から前掛けには「紅白の帯」が付いています。「赤」と言えば朱色や橙色を指し、昔から神社の鳥居、達磨、赤べこなどに並んで、前掛けの腰ひもにもこの色が使われてきました。
神聖なという意味と共に、厄除け、商売繁盛、おめでたい、などの願いが込められています。

最高級1号生地と定番2号生地の違い

1号と2号では、使用する糸の太さが異なります。

1号生地の特徴

エニシング前掛けの最高級生地。

定番の2号生地に使用している糸と比べて、約2倍の太さがある3番手の糸を2本引き揃えて織っています。そのため、より分厚く丈夫で、長くご使用いただけます。

厚みがありながら軽いのは、使うほどやわらかくなるよう、糸を詰めすぎずに織る工夫をしているから。やさしく素朴な風合いが特徴です。

最高級1号生地を使用した前掛けには、えんじ色のブランドネームを付けています。また、エニシングオリジナルの和紙箱に入れてお届けします。

シティーハンター前掛け【定番2号生地】前掛け専門店Anything(エニシング)

2号生地の特徴

エニシング前掛けの定番生地。

6番手と6番スラブという、太めの糸を2本引き揃えて織っています。

十分な厚みがあり丈夫でありながら、使い始めからやわらかく、しなやかな風合いが特徴です。

定番2号生地を使用した前掛けには、紺色のブランドネームを付けています。また、米袋を使った前掛け風のオリジナルパッケージに入れてお届けします。

伝統の1号前掛け

エニシングでは、日本で最後に残った前掛けの産地、愛知県豊橋市の前掛け織り工場「芳賀織布」より約100年前の「トヨタ製」「スズキ製」「遠州製」のシャトル織機10台を引き継ぎ、最高級1号前掛けと定番2号前掛けを織っています。

〜『1号』前掛け、復活ものがたり〜

1960年代の高度成長を経て、1970年代から80年代にかけて、日本のものづくりは大きな転換期を迎えます。

日本の製造工場は「早く」「安く」「大量に」「均一に」の4原則で製造を続けていましたが、その頃から繊維産業をはじめとする様々なものづくり産業が中国など海外へ製造をシフト。

日本の技術を守り続けることが難しくなっていき、またライフスタイルの変化もあり、技術の継承が出来なくなっていきました。

そのような大きな歴史の流れから、1980年ごろを境に日本の前掛けも変わっていきます。

豊橋にある老舗染め屋さんに残った昔の受注表を見せていただくと、前掛け生地に「1号」 > 「2号」 > 「3号」という通称が付けていました。歴史の流れの中で失われてしまった、糸の太さを変えた数種類の生地の厚さがあったのです。

そんな中、我々エニシングとしても、前掛けの原点に戻った「1号前掛け」を作ることで次の新しい未来が見えてくるのでは、との想いがありました。

そこで、愛知 豊橋で我々の師匠である芳賀さんと共に
「1970年代に作られていた『1号』の厚い生地、1号の前掛けをもう一度復活させよう」
と、試織を繰り返し行い、40年前当時の風合いを持つ分厚くてやわらかい生地が完成。

2011年10月より正式に販売開始となり、東京、ニューヨークでお披露目となりました。

1号前掛け 3つの特徴

昭和30年~40年代に作られていた厚みを復活させた、最高級「1号前掛け」 には大きく3つの特徴があります。


その1:太い糸で、厚く織る

明治~大正に発明されたシャトル織機を使い、昔の前掛け本来の厚みを現代に蘇らせた「1号前掛け」。綿の糸番手で言うと3番という太い糸を2本引き揃えて織っています。「分厚い」と「やわらかい」という、一見反することを同時に実現しているのも芳賀氏直伝。厚く、長持ちする生地、それが最大の特徴です。


その2:体にフィットする、やわらかい生地

織物は、縦糸と横糸をどのように打ち込むかで生地の風合いが大きく変わってきます。一般的な「帆布(はんぷ)」と異なり、糸や打ち込み方の工夫で、体に自然に馴染むやわらかい生地になっています。


その3:伝統の色、色落ちしない染め

厚手の生地をやわらかく、色落ちもほとんどなく染める。エニシングの染め生地は、洗濯堅牢度の検査でも高いランクを保っています。染めは主に東京都内で行っています。