100年前の貴重な前掛けから、現在世界各国のレストランなどで使われているニッポンの前掛け。
400枚以上の歴史ある前掛けコレクションを持つ、日本一の前掛けコレクター・オオタマサオ氏と、
エニシング製作の前掛けを計120枚集め、「ニッポンの前掛け展」を開催しました。
第1回目の会場は、山梨県北杜市の明治時代に建てられて小学校が博物館になっている「津金学校」。
前掛けにぴったりの雰囲気の中、前掛けから見る、日本の商業の歴史の紹介や、
現在の前掛け、ならびに伝統の製造方法の紹介などを行いました。(2014年10月~11月の2カ月間)
●展示期間 2014年10月9日~11月30日
●場所 津金学校 (旧須玉歴史資料館)
山梨県北杜市須玉町下津金2963
●オオタ・マサオ(写真家)
1949年静岡生まれ。早稲田大学卒業後、かなりロングにぶらぶらし、36歳で写真家となる。
現在、写真家として活動する一方、コレクターとしても収集の日々。
「広告キャラクター人形館」(ちくま文庫/1995)、「琺瑯看板―懐かしき昭和30年代を訪ねて」(小学館/1999)
写真集「アキュミュラス」(スーパーエディション)などがある。
●西村 和弘 前掛けエニシング(東京・小金井市)
2000年創業。東京小金井にて日本伝統の前掛けを制作。愛知県豊橋の産地の職人たちと共に、アメリカニューヨーク
などでも個展を開催。絶滅寸前だった前掛けに命を吹き込んだ会社として、テレビや雑誌にも数多く取り上げられている。